猫でもわかる初心者人狼講座「『汝は人狼なりや?』ってなんぞや」

「頭を使えば糖分も消費されるから問題ない」とホームズみたいなことを呟きつつ大して頭を使っていない糖質無制限中の男、宿見(@yadomin_)です。

 

さて、唐突にはじまりました『猫でもわかるテーブルゲーム』。

テーブルゲームに触れたことがない初心者向けに、ルールだの楽しみ方だの人の煽り方だのをみっちりレクチャーするのが目的の記事。

これを読めば人語を解さないあなたでもゲームを楽しむことができる可能性があります。

 

記念すべき一記事目は『汝は人狼なりや?』です。「人狼」あるいは「人狼ゲーム」と呼ばれることが多いですね。

ルールがわからない方向けに基本ルールと、「ルールは分かるけど難しい」という方向けに「何をどう楽しめば良いのか」を解説します。

 

人狼というゲーム

ある村に紛れ込んだ人狼を見つけ出して処刑するという、推理サバイバルゲームです。

ストーリーを読んだほうがゲームの理解が早まると思いますので以下をどうぞ。

 

なおこの人狼というゲーム、オンライン人狼とオフライン人狼でゲームルールにわりと差異があります。

また、オフライン版でもアプリ版を使用するかカードゲーム版を使用するかでルールに違いがあり、全てを統一して説明することができません。

そのため、今回は詳細なルールを除いた基本ルールとゲームの流れに絞って解説します。ご了承ください。

 

 

~ Story ~

ここは名も無い人里離れた小さな村。あなたはそこに住む一人の村人です。

ある日、平和なはずの村で不自然な死体が発見されました。それは、どうやら最近村々を襲っていると噂の”人狼”の仕業らしいのです。

『人狼』 – それは人間に化けて村に入り込み、人間を襲う恐ろしい化け物 –

このままでは村が危険だと人狼狩りガードへ助けを求める事にしましたが、村に到着するまでには数日間かかってしまいます。そこで村人達はみんなで相談して人狼を探し出す事にしました。

怪しいと思う人物を村人全員で投票し、退治してしまおうというのです。

人狼は見つからないようにうまく村人に化け、人狼狩りガードが来るまでに村人全員を食べ尽くし、次の村へ行こうともくろんでいます。

はたして生き残るのはどちらでしょうか?
あなたは生き残る事が出来るのでしょうか・・・?

出典:neverまとめ

 

要はとにかく情報を拾って人の粗を探して人狼の可能性があるやつを洗い出し、処刑アンド処刑をするゲームです。

 

チーム対戦型推理ゲーム。ただし敵も味方も信用してはいけない

まずはじめに、人狼は「村人(市民)」「人狼」「第三勢力(設定による)」に別れて行うチーム戦です。

チーム戦というからには味方同士で結束しなくてはならないのですが、このゲーム、開始時時点では誰が味方なのか人狼サイドを除き基本的には分かりません。

ゲーム開始時にわかっているのは村の人数、村の役職の数、自分の役職のみです。

そして、隣のそいつも対面のアイツも人狼の可能性があるということだけです。

 

しかしこのゲームシステムでいくと、ストーリー的には村の人間同士、人狼が紛れ込んだ時点ではほぼ全員初対面なんじゃないかと思うんですがいかがでしょうか。

人狼がすでにいる村人に化けた、という可能性を考えていきたいところですね。

 

人狼を処刑せよ

ではどのようにして村に紛れ込んだ人狼を始末するのか?

この世界もそうですが、議論において数の力は絶対です。

 

 

人狼を始末する方法はひとつ。多数決制での投票による処刑です。

処刑する対象を昼の間に議論し、投票により決定し、全ての人狼を打ち首にして村の平和を守りましょう。

 

逆に人狼側は、言葉巧みにこの処刑から逃れながら、村人の数が人狼と同数になるまで殺害していくのが目的です。村人を美味しくいただいてあげましょう。

 

人狼というゲームの流れ

人狼は、大きく分けて夜・昼の2つのフェイズを繰り返す形で進行していき、どちらかの陣営が勝利条件を満たすまでひたすらループします

1日目夜(事件発生&ゲーム開始) → 2日目昼 → 2日目夜 → 3日目昼 → 3日目夜…といった流れですね。

ちなみにゲームは必ず夜の行動からスタートしますので、実質的なゲーム開始(昼の議論開始)は2日目からです。

 

先ほど説明したように、この昼と夜で、紛れ込んだ人狼を見つけ出して処刑するのが村の目的です。

 

ゲーム開始前

まず、開始前に「役職」を決定します。

 

「役職」とは、「市民」「人狼」「占い師」など、ゲームにおいてそれぞれのプレイヤーに与えられた役割で、チーム戦におけるチームを決めるようなものです。

基本的にはランダムで決定されますが、希望制を取る場合もあります。

 

この役職は、決められた段階でそれぞれのプレイヤーが確認し、他のプレイヤーに見せてはいけません。

全員の役職が決定、それを全員が確認したら、夜のフェイズに移り、ゲームが開始されます。

(iphoneアプリ版など、役職決定と同時に夜フェイズの行動が開始するものがあります。)

 

夜間 (行動フェイズ)

 

村人(市民)、人狼がそれぞれの拠点で行動を起こすフェイズ。

特殊な「役職」を持つプレイヤーは役職に応じた特殊能力を実行出来ます。

また「人狼」は、村人側の任意のプレイヤーを1人選んで「殺害」することが可能です。

 

基本的にはこの夜時間中に昼の議論の続き、あるいは議論に繋がる発言は一切してはいけませんが、この部分はゲーム環境によって様々です。

オンライン上のアプリやサーバーでは、設定にもよりますが基本的に夜間では「人狼」同士、「共有者」同士、あるいは「妖狐」同士などで会話し、作戦を練ることが出来ます。

それを受けてオフラインの人狼イベント等でも、ヘッドホンや目隠し等をうまく使って同じ役職同士で会話をすることが出来るようにしているところもあるようです。

 

全員が役職を実行したら、夜が明け、昼フェイズがスタートします。

この夜間に人狼に殺害されてしまったプレイヤーその他何らかの死亡条件を満たしてしまったプレイヤーは、翌朝に死体となって発見され、以降ゲームに参加することが出来なくなってしまいます。

 

昼間 (議論・投票フェイズ)

 

村人(市民)同士集まって議論をするフェイズ。

詳しくは後述の「役職説明」で解説しますが、役職を持っている(と明かした)人間が夜の間に得た情報を提供、そこから得た情報を元に推理、議論を行っていきます。

このフェイズでは情報を提供したり纏めたり紐解いたりしながら、人狼を探し出して処刑するのが目的です。

人狼の目線で発言しているのは誰か、主張が破綻しているのは誰か、議論を誘導しようとしているのは誰か…。

 

ゲームによって定められた制限時間が来たら即座に議論を終了し、その日処刑するプレイヤーの投票に移ります。

投票によって最も得票数を集めたプレイヤーは処刑され、以後、ゲームに参加できなくなってしまいます。

 

この処刑ですが、処刑対象にはもちろん村人陣営のプレイヤーも含まれています。

ちなみにこの投票時間を「夕方」と呼ぶゲームもあります。

 

勝利条件 – 村人は毎日減っていく

このように、昼は処刑、夜は人狼による殺害と、特殊なケースを除くと単純計算で村人は毎日二人死亡していきます。

13人村の場合、13>11>9>7>5>3…と、5日経過でほぼゲームが終了する計算になります。つまり人狼を殺せるチャンスは5回しかありません。(人数によって異なります)

 

村人側は、この限られた処刑回数で人狼を探し出して全員処刑できなければ敗北、

人狼側は、村人を人狼の同じ数になるまで殺害する前に、全員処刑されてしまうと敗北です。

 

人狼を炙り出すために

とはいえ、村人に化けた人狼などどうやって見つけ出せば良いのか。シラを切り通されれば終わりではないか。

そんな村のために、村の中でも結構有能なヤツらが立ち上がりました。

人狼を炙り出すための情報をもたらすことができる。それが「役職持ち」と呼ばれる、特殊能力を持ったプレイヤーです。

本記事でもそこそこ触れましたが、次回はこの「役職」について解説します。お楽しみに。

 

 

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猫でもわかる初心者人狼講座2「 『役職』解説&役職の立ち回り 」

 

追伸:暇だったので壁紙に使えそうな画像を作りました。ぜひお役立てください。