「人狼わかってる感」を出すために覚えておくべき『オフライン人狼』初心者向け頻出用語30選

人狼における壁、「専門用語」。白だの黒だのパンダだの、容赦なく飛び交う専門用語を尻目に「何言ってんだこいつら…」となるのは、人狼の通過儀礼ともいえる。

というわけで本記事では、「とりあえずよく使う用語だけパパっと知りたいから頼むわ」という初心者のために、とりあえずこれさえわかっとけばだいたいOKという30語を厳選して紹介。『30語でも多い』?やかましいわ

今回はオフライン人狼向けの用語集なので、「オフラインじゃ絶対使わない用語」「わざわざ書くまでもない用語(役職の略称等、別に解説無くてもなんとなくわかる用語)」は独断で全部省いてある。少しずつ覚えて「コイツ人狼わかってる」感を醸し出していこう。

 

↓どうでもいいけど目次めっちゃ長いから気をつけよう

オフライン人狼頻出用語[状況・状態を表す用語]

主に状況・状態を整理する際に使われる用語群。

・占い・霊媒などの結果発表時
・出ている情報を整理する時
・新たな情報に対するリアクション

などの状況下でよく使われる。

 

噛み/噛み先【かみ/かみさき】

人狼による襲撃のこと。派生として、人狼に殺害されることを「噛まれる」、人狼の襲撃先を「噛み先」と呼ぶ。

 

呪殺【じゅさつ】

「妖狐」役職が、占い師の占いによって殺害されること。「銃殺」とも呼ばれる。

 

吊り【つり】

処刑のこと。処刑することを「吊る」処刑されることを「吊られる」といった使い方が一般的。

 

吊り縄・縄【つりなわ】

ゲーム中での残りの処刑回数。処刑回数が足りなくなった場合「吊り縄が足りない」などと呼ぶ。

 

破綻【はたん】

論理的に矛盾を起こしている状態。また、役職を名乗っているプレイヤーが論理破綻し、偽が確定した状態のことを指す。

 

盲信【もうしん】

COした役職者を、真と断定して信用し切る(=盲信する)こと。初心者のうちは、自分に○判定を出した占い師を「盲信」しやすい傾向にあるが、充分な情報がない中で信用するのは危険。

 

メタ【めた】

ゲーム中では得られない情報(夜ターンの挙動やプレイヤーの人狼経験など)のこと。また、それら「メタ情報」を用いた推理を「メタ推理」と呼ぶ。派生として、プレイヤーが「人狼初心者」であることを踏まえた推理は「初心者メタ」と呼ばれる。

こうしたメタ情報が混じった推理は、ゲーム中で可能な「推理」の域を超えており、理論を挟む余地がなくなる=反論が不可能なため、ゲーム性が著しく損なわれてしまう。そのため、メタ推理を嫌うプレイヤーや、ルール上禁止する人狼会も多い。

 

ライン【らいん】

プレイヤー同士の発言や、能力の結果に整合性が取れる=つながっていること。主に、占い結果と霊能結果が一致している場合。

人狼同士は、お互いの役職を知っているため、発言内容でラインが形成されやすい。そのため、「ラインがつながっているかどうか」を洗い出せば、人狼が見えてくることがある。

人狼同士があえて敵対することを「ライン切り」とも呼ぶ。

 

CO【カミングアウト/しーおー】

自ら役職を名乗り出ること。オフライン人狼では「CO」という言葉自体は使われない傾向にある(COは挙手をしたのち「○○(役職名)です」と発言することが多い)が、概念として広く用いられている。

 

対抗CO【たいこうカミングアウト】

役職をCO(カミングアウト)したプレイヤーに対し、別のプレイヤーが同じ役職でCOすること。同じ役職を名乗るプレイヤーが2名以上になるため、人狼側は対抗COによって役職の真偽を確定させないことが常套手段となる。

間違えやすいが、「カウンターCO」とは別の意味。→カウンターCO/CCO

 

カウンターCO/CCO【カウンターカミングアウト/しーしーおー】

占い師に●判定を出されたプレイヤーが、処刑を回避するために役職を名乗り出ること。

 

GJ【グッジョブ】

騎士(狩人またはボディガード)が護衛を成功させ、朝の死亡者がいないこと。騎士GJ。

「平和」とは若干意味合いが異なるので注意(平和は「護衛成功」以外のケース(妖狐が人狼に襲撃された場合など)も含む)。

 

 

オフライン人狼頻出用語[人物の状態・立ち位置を表す用語]

人狼において、特定の役職や人物の立ち位置などを示す用語群。

 

○【白】

人間」あるいは「市民陣営」であることを示す言葉。占い師による占い結果、霊媒師による霊媒結果などを指し示す時に使われる。

 

●【黒】

人狼」であることを指す言葉。白(○)とは真逆の意味。こちらも占い結果、霊媒結果を示す時などに使われる。

 

確定【かくてい】

ゲーム中で得られた情報をもとに、確実に正しいと判定可能なこと。「確定○○」という使われ方が一般的。たとえば、占い師が2名COしており、両方の占い師から○判定を出されたプレイヤーは、「どちらかの占い師が確実に本物」であることから、「確定白」であることが判断できる。

 

真【しん】

「本物」という意味の用語。本物の占い師を「真占い」など、主に役職に対して使われる。

 

人外【じんがい】

市民陣営以外の役職のことを指す。「●(黒)」と異なり、人狼だけでなく、「狂人(多重人格)」や、第三陣営である「妖狐」「吸血鬼」なども含まれる。

 

身内【みうち】

人狼のプレイヤー視点から見た、仲間の人狼のこと。仲間とも呼ぶ。派生として、

・占い師を騙る人狼が、仲間の人狼に●判定を出す『身内切り

・人狼が、仲間の人狼に投票する『身内投票

などが存在する。いずれも、状況によっては有効な戦術のひとつ。

 

グレー【ぐれー】

占い師から占われておらず、役職COもしていないなど、情報のないプレイヤーのこと。派生として、グレーのプレイヤーの内訳を推理することを「灰考察(グレー考察)」とも呼ぶ。

 

ステルス/寡黙【すてるす/かもく】

発言が少ない、もしくは一切発言しないプレイヤーのこと。発言数の少ないプレイヤーを処刑していくことを「寡黙吊り」と呼ぶ。

 

パンダ【ぱんだ】

1人のプレイヤーが、複数の占い師から○と●両方の判定を出されている状態。占い結果が矛盾しているため、パンダとなったプレイヤーの扱いは慎重に行う必要がある。

 

リア狂【りあきょう】

「リアル狂人」の略。人狼ゲームの理(ことわり)から解脱した、超フリーダムな言動・行動を行う方々を指す。オーガニック狂人や天然狂人など、場所によって呼び方はさまざま。もし遭遇しても、決して怒(いか)らず、穏やかに対応したい。

 

 

オフライン人狼頻出用語[戦術を表す用語]

特定の戦法を指す用語。特によく使われる戦法も含まれているので、漏らさず把握しておきたい。

 

囲い【かこい】

偽の占い師が、人狼に対して白判定(市民判定)を出し、人狼を処刑投票から保護すること。占い師の真偽判定がついていない間は、人狼が処刑される可能性が非常に少なくなるため効果的。だが、占い師の真偽がハッキリした場合、囲われていた人狼が疑われやすくなる、諸刃の剣でもある。初日から囲うことを「初手囲い」とも呼ぶ。

 

騙り【かたり】

自分に割り当てられた役職ではない、別の役職を名乗り出ること(役職騙り)。「(役職名)騙り」という使われ方が多い。狂人(多重人格)は、占い師として名乗り出る「占い騙り」を行うのが一般的。

派生として、村人(市民)役職のプレイヤーが、別の役職をCOする「村騙り」が存在する。

 

潜伏【せんぷく】

役職を持ったプレイヤー、または人狼が役職をCOせずにいること。初心者のうちは「潜伏すべきか否か」を判断するのが難しいので、市民陣営の役職に就いたらタイミングを見て早めにCOしたい。

転じて、役職を持ったプレイヤーが「潜伏」したまま処刑・殺害などで死亡してしまうことを「潜伏死」と呼ぶ。占い師や霊媒師が潜伏死してしまうと、だいたい戦犯扱いされる。

 

乗っ取り【のっとり】

ある役職のプレイヤーがすでに死亡している状況で、その役職を名乗る偽のプレイヤーが信用を得ている状態。人狼における駆け引きのひとつ。占い師などの重要な役職が乗っ取られてしまうと、市民陣営の勝利が非常に難しくなる。

 

ケア【けあ】

万が一のケースに備えておくこと。また、その行動。たとえば、妖狐の勝利を防ぐために、最後の人狼(ラストウルフ)をあえて残し、妖狐と疑わしきプレイヤーを先に処刑することなどを「狐ケア」と呼ぶ。

 

グレラン/グレーランダム【ぐれらん】

一切情報がない(役職を名乗っておらず、占い師に占われてもいない)プレイヤー=グレーを対象に処刑投票を行うこと。初日~二日目はこのグレランが遂行されることが多い。

 

ローラー/ロラ【ろーらー】

特定のプレイヤーを全員処刑していくこと。いわゆる「ローラー作戦」。霊能者として名乗り出たプレイヤーを全員処刑することを「霊能ローラー」、占い師を全員処刑することを「占いローラー」などと呼ぶ。

この戦法の意義は、同じ役職が2名以上の場合、どちらか一方は必ず人狼陣営のプレイヤーであるため、確実に人狼陣営を減らすことができるという点にある。特に、霊能者が二人以上いる場合は、「霊能者自体、最重要の役職ではない」「霊能者の真偽判定が困難」という理由から「霊能ローラー」はよく遂行されやすい。

 

PP【パワープレイ(ピーピー)】

いわゆる「ゴリ押し」。最終日付近に狂人(多重人格)が生き残っている際、人狼陣営のプレイヤーが票を合わせて村人陣営のプレイヤーを強引に処刑すること。派生として、村人陣営のプレイヤーが、PPを察知してあえて「人狼」と名乗り出ることを「PP回避」と呼ぶ。

 

 

ぶっちゃけ分からなくてもよし。素直に尋ねよう

とりあえず「人狼わかってる感」を出すための用語をざっとまとめたが、この通り40語もある。だから、用語集とにらめっこしてひとつひとつ暗記していく必要などまったくない。

実際、ゲーム中で話しながら覚えていくほうが効率的だし、用語の趣旨も掴みやすい。わからない用語が出たらその都度質問しよう。『人狼』は貴族の嗜みであり、もちろんプレイヤーは紳士淑女しか居ないので、皆さん初心者には懇切丁寧かつファビュラスに教えてくれる。安心して欲しい。

 

では、気が向いたらまた、「中級者向け頻出用語集」でも作ろうと思う。たぶんつくらない。

 

この記事は、ご覧のスッポンポンサーと、近藤 フミヤ(@yadomin_)がお送りしました。